MEDICAL INFORMATION
千代田区版 掲載
人前で自信を持って笑えますか
治療から予防へ

現代はいかに虫歯を減らすか、予防の時代になってきました。子供の頃からの歯磨きの習慣、歯垢の除去(プラークコントロール)が、虫歯を無くし、歯肉を健康に保つために必要な事です。
食事をした後の歯の汚れは時間がたてばたつほど落ちにくくなります。付着した食べかすはカタカチになり、石のようになります。これが歯石です。
こうなると普通の歯ブラシでは落ちません。歯科の特殊な器具でしか無理なのです。必要以上の強い歯磨きはかえって歯の表面の一番固いエナメル質を削り取り、歯肉を傷つけ、歯肉を下げてしまいます。
そのためには、最低でも1年に1度は歯科での検診が必要です。

歯を抜いたままにしておくと
口の中は親知らずを除いて上顎が14本、下顎が14本、計28本あります。
だから1本2本抜いてもどう言うことは無いと思いがちですが、たとえば、奥歯が無くなると片側だけでかむ癖や、歯の無い部分を舌やほっぺたの粘膜を使って補おうとします。その期間が長いほど周囲の顎の筋肉、首や肩の筋肉に悪影響が出てきます。また、噛み合わせがずれて口が開きづらくなる顎関節症と言う病気にもなる可能性があります。もちろん噛む力がも低下してきます。
そのために昔から入れ歯にしたり(図1)、ブリッジといって隣の歯を削って連結の冠を装着して(図2)補ってきました。現在ではインプラントつまりチタンのスクリュウを顎の骨の中に埋めてその上に歯を作ること(図3)が可能になってきました。この方法ですと隣の歯を無意味に削らなくてすみます。
一度先生に相談すると良いでしょう。
歯周病について
時々歯槽膿漏で歯を抜いたという話を聞きます。これは歯と歯肉の間の溝によごれといっしょに細菌が入り込み、その毒素が歯肉を腫れさせ、更にはその下にある歯の根を支えている骨(歯槽骨)を溶かすからです。これを歯周病といいます。
歯周病は歯をぐらぐらさせるだけでなく、口臭の原因にもなります。体臭は香水でごまかせますが、口臭はなかなかそうはいきません。
やはりプラークコントロールが1番大事です。
歯の色について

真っ黒に日焼けしたスポーツ選手が笑うと白い歯が光って快いものですが、文金高島田の花嫁が歯を見せると意外と黄色く見えることがあります。黄色人が白色人と違い、歯のベースが黄色で透過性が少ないためそう見えるのです。 最近は、歯を削らなくても漂泊法(ブリーチング)により歯を白くする方法が進歩してきました。
日本では昔から明眸皓歯(めいぼうこうし)という言葉があって、目元が美しく歯の白いのが美しく美人の条件とされてきました。また、昔は口元に手を当ててしとやかに笑うのが日本女性の身だしなみと教えられてきました。現代は自身自らアピールする時代です。健康なお口で豪快に笑うことは心身の健康にもつながります。
今一度ご自身でお口の中をチェックしてください。